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どうも、わーくです。
相変わらず電気代ネタで申し訳ないですが、自腹を切って試したことはブログに書かないと昇華できないという癖を持って生まれてしまったので、書きたいと思います。
わーくは20年以上、50本くらいエネループを買い換えながら使っているそこそこライトなエネループ信者ですが、最近ようやく「そろそろ世の中にエネループを超える電池って登場してるころじゃね・・・?」と考えることができる(?)ようになってきました。
で、ネットを調べてみたところ富士通の黒いニッケル水素電池の評判がよい。
富士通 充電式ニッケル水素電池 単3形 高容量タイプ バラ8本 FDK HR-3UTHC 簡易エコ紙パッケージ
8本で2,250円。エネループよりだいぶ安いのに、評価が非常によい。ストロボ用の電池としても人気があるみたいです。日本製ということで、安心感もあります。
で、さっそく購入してみたところ、確かに2~3年前に買い換えたエネループよりは長持ちしている感じがあります。ただ、そんなに変わったか?と言われると、そうでもない。で、さらに調べてみると、エネループの充電器で富士通の電池を充電しているから、実力を出せていないのでは、という疑問にぶち当たりました。「ニッケル水素電池なんだから、充電器のほうでうまく調整して充電してくれるでしょ」とか軽く考えていたため、エネループの充電器で充電していたのですが、エネループの仕様に合わせて充電をストップする機構が組み込まれているという話をネット上で見つけたため、ひょっとしたら、と思ったのです。
はい、調べてみました。結論から言うと、「富士通製のニッケル水素電池は、エネループ用の充電器で充電するよりも専用の充電器で充電したほうがしっかり充電できる」ということが分かりました。
比べたのは、BQ-CC55というエネループ用充電器と、今回新たに購入した富士通製のFCT344-AJという充電器です。こちらは、「高容量電池セット」 FCT344FXJHCFXに同梱されていた充電器です。今は電池セットは売られておらず、後継機?の充電器単品の【過充電防止機能搭載】 FCT345F-JP(FX)を購入することができるようです。充電器も1,100円くらいなので、電池8本とセットで買っても3,000円台。2,450mAhという大容量を加味しなくても、普通に国産ニッケル水素電池セットとして安いです。
さて、比べ方ですが、空になるまで使ったあと各充電器で満充電した単3の富士通製ニッケル水素電池を直列で2本接続するKBC-D1に入れ、そこからの給電でUSB扇風機をどれだけ長い間回すことができるのかを測定するという方法を採用しました。使った扇風機は、電圧が一定値を下回ると、回転数が落ちるのではなく突然停止します。それまでの時間を測定しました。

こちらはPanasonic製のエネループ用充電器BQ-CC55

こちらは富士通製充電器、FCT344-AJ。充電池とセットになっていた、急速充電ができるタイプものです。

こちらのSANYO KBC-D1にニッケル水素電池2本を入れて試していきます。2.4Vでもできる仕事がある!
さて、気になる結果ですが・・・。
BQ-CC55(エネループ用充電器使用)…2時間59分48秒
FCT344-AJ(富士通製充電器使用)…3時間13分20秒
おお…微妙だw
微妙だが、ちゃんと差が出たww
約180分と約193分。7%程度の差ですが、一応差が出ました。これを専用充電器を1000円程度で買い足す理由にするかどうかは、使う人次第と言えるでしょう。ちなみにわーくは自転車のライトに使っているので、5分でも10分でも長く使えるほうが充電の面倒が減るため、専用の充電器を買ってよかったと思っています。
ちなみに、2~3年使ったエネループをエネループ専用充電器で充電して扇風機を回してみたところ、駆動時間は2時間20分58秒でした。富士通の電池のほうが安いのに30%以上長持ちです。エネループの充電器でケチって充電しても20%以上長寿命。エネループが1900mAhなので、ちゃんとそれぞれスペック通りの仕事をしてくれていますね。素晴らしい。
というわけで、富士通純正の充電器で、富士通製の充電池を充電して100%のパフォーマンスを引き出しつつ、精神衛生を保って生きたいと思います!
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