Steinberg CC121のフェーダーを自力で交換した

Steinberg CC121画像 DTM
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どうも、わーくです。
ディスコンになって久しいスタインバーグのフィジコン「CC121」のフェーダーがお亡くなりになりました。…って言っても動いてはいたのですが、CUBASE上でチャンネルを選択しても「ブブブブ」って異音がするだけでモーターフェーダーが動かなかったり、トップやノミナル、ボトムの位置が全然違っていたりでミックス中に勝手にCUBASE側のフェーダー位置が変わってしまったりなど、微妙な(致命的な)状態でした。
海外のフォーラムで修理に関する情報を漁ったところ、自力で半田を外してフェーダー部分だけ交換することで直る可能性があるようなので、チャレンジしてみました。
結果、無事直すことができました。めっちゃ大変でしたが。。
はじめに、修理を始めるきっかけとなったスタインバーグのフォーラムへのリンクです。
ここで得た情報は「CC121はALPS製のフェーダーを使ってる」「フェーダーはアリエクで買えそう」「同じ端子数のものでも、カバー付きのフェーダーを買ってしまうと不具合が出る(タッチセンスフェーダーとしては使えるが、CUBASE側のフェーダー情報がモーターフェーダーに反映されず動かない)」のようなもの。とりあえず光明が見えました。
まずは、CC121を分解しました。ここから先は自己責任で~(定型句)
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名機、steinberg CC121!見た目は綺麗ですがフェーダーがゾンビ状態です。
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まずはフェーダーやノブを全部外します。手で簡単に取れます。この状態にすると、パネルとボタンの掃除が楽なので、メンテナンス時にも外すことがあります。
そして、ネジも全部外します。隠しネジなどはありません。底面と側面、背面のネジを全部外せばOK。
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中はこんな感じです。左側のフェーダー部は、さらに2か所、ネジどめされているのですが…
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この2個のネジが超☆曲者でした。ガッチガチに締まっているうえに…
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普通のプラスドライバーだとなめてしまう謎のネジ山が切ってあります。特殊ネジ…なのか?
わーくは、ここで-2.0のドライバーを使って開けようと試みましたが、ネジ山をつぶす前にドライバービットのほうが曲がってしまいました。しかもこのネジ、めちゃくちゃ背が低いから普通のペンチだとつかんで回すこともできない。
そこで、替えのマイナスドライバーとネジをこじ開ける用ペンチ「ネジザウルス」を購入。cc121-06
スイスツールズのドライバーは潰すにはもったいないな、と思いましたが、ネジザウルスがダメだった時に備えて買いました。結果、ネジザウルスだけでバリカタのネジをこじ開けることができました!一番安い1000円ちょっとの「ネジザウルスSE」というやつでしたが、いい仕事をしてくれました。

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フェーダーですが、フェーダー単体ではなく、フェーダーと基盤のAssyとなっています。基盤に書いてある型番は「YAMAHA X9210 MF」。これで検索しまくった結果、アリエクで売っている「フェーダーだけの部分」にたどり着くことができたのです。

次に、アリエクことAliExpressで部品を調達。Jietong Storeというショップ?のこちらのフェーダーを買いました。商品名は「Alps-電動ミキサーポテンショメータ,モーター駆動マスターフェーダー,rsa0n11m9a0j,yamaha ls9,m7cl,dm1000,dm200,m7clls9,1個」というやつです。CC121って書いてないけど大丈夫か?

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到着したのはこちら。送料込みで2000円弱でした。
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並べてみると…あれ?プラスチックの色が違うぞ。しかも型番も微妙に異なる…(純正品は836C 10KBとあるが、 アリエクで買ったやつは836Cではない文字列が書いてある)大丈夫かこれ?
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ピンの本数は一緒です。フォーラムには、「カバー付きのやつはピンの本数とかも全部一緒だけど動かない」と書いてあったので、不安になってきます。
フェーダーの可動部に黒いカバーがついていないタイプのものなので、交換前のパーツにそっくりではありますが…。とはいえ、買ったからにはこれに交換しないと話が進みません。
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とりあえず、基盤からコードを外して、フェーダーのAssyだけにします。
ここから先の写真は割愛です。なんせ、30Wの半田ごてで半田外しをしようとしたものですから、熱が逃げちゃって半田は全然溶けないし、仕方なく元のフェーダーは足を切り刻んで無理やり外すことになったし、とても写真を撮って乗せることはできない状態になってしまいました。南無。
とはいえ、気合でフェーダーを載せ替え、動作テストを行ったところ無事動作!!若干純正品よりもフェーダーの動きは遅いですが、ちゃんとモーターフェーダーが一番上から一番下まで動作するようになりました!ブブブブ…という変な音もしません。見た目はアレですが、内部的には大成功です!
もし、CC121を長く使いたいという方がいらっしゃって、この記事がその一助になれば幸いです。

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