リン酸鉄リチウムイオンバッテリーの容量表記ががが

MAG-LABホームページより抜粋 IT
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どうも、わーくです。

楽天で、HIDISCのリン酸鉄リチウムイオン採用のモバイルバッテリーを買いました。


20000mAhの大容量のモバイルバッテリーが3000円以下、そして何より安全性が高く1000回使え、長期間の保存でも容量が減りづらく、めったな事では爆発しない「リン酸鉄」を採用した安心・安全の最新型のモバイルバッテリー!!販売元が磁気研究所(MAG-LAB)というのも、わーくにとっては安心材料でした。(昔からMAG-LABのメディアを使い続けていたので)

HIDISCリン酸鉄モバイルバッテリーHD-MB20000RSLSWH

今回買ったのは「HD-MB20000RSLSWH」。末尾のWHは白のことで、黒いほうのモデルは「HD-MB20000RSLSBK」です。

届いたモバイルバッテリーは、大きさこそAnkerのPowercoreシリーズよりは大振りで少し重いものの、しっかりとした作り。表面のマットな処理も細かくて美しく、所有欲すら満たすものでした。

で、早速使ってみたのですが。何やらおかしい(突然何を言い出すんだ)。いや、ちゃんと充放電できるし、熱ももちません。ただ、なんとなく「容量が少ない」気がするのです。20000mAhだよな、お前・・・?

と思って色々調べてみたところ。

HD-MB20000RSLSWHの表示

20000mAh 3.2V(64Wh)
10000mAh / 5V

(つд⊂)ゴシゴシ(;゚Д゚) …!?

5Vで使用する場合だと、10000mAhってこと?購入時の商品ページを確かめてみたら…

MAG-LABホームページより抜粋
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いや、これ、普通に20000mAhだと思うでしょwww

でも、20000mAh 3.2Vなら、10000mAh 5Vだと計算合わなくない?どういうこと?

で、分からないなりに調べてみたんですが、これまでの一般的なリチウムイオンバッテリーは3.7Vを昇圧して5Vにして使っているので、20000mAhという表記では3.7V×20Ah=に74Whという容量になるそうです。で、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LFPバッテリー)はというと、3.2Vを5Vに昇圧して使う仕組みなので、3.2V×20Ah=64Wh。つまり、単純比較で従来型と比較して10Whほど容量が少ないようです。10%以上少ない。さらに、昇圧時のロスもあるため、実用量はさらに減るそうです。

だから、表示されている「5Vでの定格容量10000mAh」っていうのは、20000×3.2÷5=12800、2割ロスしたとして10000mAh、ということなのかなと考えました。ロスでかい気がするけど。Ankerの20000mAhの実容量が13000mAh~14000mAhという記事を見かけたので、これの20%~30%ほど少ない10000mAhっていうのは、ちょうど使用時間の感覚としてはピッタリな感じです。わーくが使っているPowercore 20100と比較した感覚が、だいたいこれくらいなので。

というわけで、リン酸鉄バッテリーはパッケージ上で表示されている容量や型番で早とちりしてしまうと、これまでの感覚よりも容量が少ない可能性があるということを学べました。色々書いてきましたが、充放電回数がこれまでの倍であり、自然放電も少なく、長期保存・長期使用が可能で、何より安全。(航空会社によっては飛行機の機内持ち込みも可能だそうです!)リン酸鉄リチウムイオンモバイルバッテリーは、一家にひとつかふたつあると安心な気がしました。

ただ、20000mAh(実用量5V 10000mAh)モバイルっていう割にやや重いので、持ち歩くならもうちょっと容量が小さいもののほうがいいかもしれないと思います。エレコムの日本製のやつとか。※こちらは、わーくが使った事はないので、感想は書けません。すみません。

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